BMW純正デッキ(ビジネスCD)+iPodインターフェースのBluetooth化 その2 [M3]
BMW純正デッキ(ビジネスCD)+iPodインターフェースのBluetooth化
作成手順はこちら
1.Dockオス=メスケーブル(以下、ケーブル)のメス端子の加工
エレコムのDock延長ケーブルがすごく良い。端子ケース内も比較的余裕のある設計になっており、非常に加工や作業がしやすくて助かった。
まずケーブルのDockメスプラグのケースをドライバでこじって開ける。固定は四隅のピンなので、このあたりをこじれば簡単に開けられる。開けるとき手が滑ってドライバがもぐってしまい、細い配線を一本切ってしまった?ようなのだが、各配線の導通チェックをしてみたところ問題なし。もともと切れている仕様なのかも。ちなみに7番ピン(?)と10番ピン(S-Video Luminance)は配線されていない(or切ってしまった)。いずれにせよ自分の用途には関係なさそうで一安心。
2.ケーブルのメス側基盤のピン配列チェック
非常に配線しやすいつくりで重ね重ねありがたい。配列を一本一本確認。手書きだが以下のとおり。導通チェックを丹念にすればすぐわかる。ケースと基盤の間もそれなりに隙間があり、基盤裏側から半田づけすることに。
3.音声ケーブル(二芯シールド)の配線
Dockケーブル自作について記述されているサイトやDock端子のピンアサインについて記述されているサイト(pinouts.ru/PortableDevices/ipod_pinout.shtml)などを参考に。
L(+)を4番ピンに。R(+)を3番ピンに。GND(-)を1+2に半田づけ。メス側基盤裏側から。細いスミチューブも念のため使用しておく。ミニジャックは先から順にL(+)、R(+)、GND(-)。半田付けの前にスミチューブを通しておくことも忘れずに。
もちろん裏からの場合は上の図の逆版図となるので、脳内変換が必要。
3本半田付けするだけなので意外と早く済んだ。
導通チェック後実車で確認するが、iPodが強制的に再生状態となってしまうため、両方の音が混ざってしまう。考えてみれば当たり前である。
4.ケーブルのオス側基盤の配線カット
いくつかのトライアンドエラーの末、ケーブルのオス側(iPod端子)の1+2(AV系GND)、3番ピン(R-out)、4番ピン(L-out)をカットする結論に。私は日和ったので何かあったら戻せるように半田ごてで基盤から綺麗にはずし、スミチューブで絶縁した。
ピンボケですね。
これで、純正デッキはiPodに入力切替可能になり、接続したiPodは再生状態になるが音声は出ない。ピンジャックからの音声だけがきれいに再生されるようになった。USB電源が不要ならここで完成。
5.レシーバー電源用のUSBケーブル配線
現在使用しているBTレシーバーはSONYのMW600。FM受信も可能で、電池の持ちもよく、音質もBTとしてはかなり良い。ワイヤレスのメリットは若干の音質ダウンを上回って余りある。が、充電中は動作しないため、車では充電しながら動作するものがよいと思い探したのがAvantalkのBTTC-200。本体も小さく、充電しながら動作するのが魅力。ACC電源からUSBを取ればよいのだが、グローブボックスから配線を取る作業は1度でたくさんという感じ。半田ごてを使う時点で手間はほとんど同じなので、USBケーブルもDockメス端子に配線する。コネクタはMicro Bに。
前述のピンアサインから、GND(黒)は15+16ピン、5V(+)は23ピンに配線。車内の使用では配線してメリットはなさそうだが、車載以外の何かの用途に使うこともあるかと一応Data(+)の緑を27ピン、Data(-)の白を25ピンに配線。先ほどのメス側基盤裏から。
ここでスミチューブを先に入れるのを忘れてしまい、仕方なくテープで処置することに。ちょっとダサい。
6.メス側端子ケース部の加工
もとのケーブルの左右にリューターで穴あけ加工。ホビー用リューターは色んなものに使えて便利。瞬間接着剤で再接着。すぐ大きなクリップで留めれば確実に接着できる。
7.完成
トライアンドエラーも含めて、ここまでの所要時間5時間。決して手が早いほうではないので、慣れた人なら1~2時間で出来てしまいそうだ。
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1.Dockオス=メスケーブル(以下、ケーブル)のメス端子の加工
エレコムのDock延長ケーブルがすごく良い。端子ケース内も比較的余裕のある設計になっており、非常に加工や作業がしやすくて助かった。
まずケーブルのDockメスプラグのケースをドライバでこじって開ける。固定は四隅のピンなので、このあたりをこじれば簡単に開けられる。開けるとき手が滑ってドライバがもぐってしまい、細い配線を一本切ってしまった?ようなのだが、各配線の導通チェックをしてみたところ問題なし。もともと切れている仕様なのかも。ちなみに7番ピン(?)と10番ピン(S-Video Luminance)は配線されていない(or切ってしまった)。いずれにせよ自分の用途には関係なさそうで一安心。
2.ケーブルのメス側基盤のピン配列チェック
非常に配線しやすいつくりで重ね重ねありがたい。配列を一本一本確認。手書きだが以下のとおり。導通チェックを丹念にすればすぐわかる。ケースと基盤の間もそれなりに隙間があり、基盤裏側から半田づけすることに。
3.音声ケーブル(二芯シールド)の配線
Dockケーブル自作について記述されているサイトやDock端子のピンアサインについて記述されているサイト(pinouts.ru/PortableDevices/ipod_pinout.shtml)などを参考に。
L(+)を4番ピンに。R(+)を3番ピンに。GND(-)を1+2に半田づけ。メス側基盤裏側から。細いスミチューブも念のため使用しておく。ミニジャックは先から順にL(+)、R(+)、GND(-)。半田付けの前にスミチューブを通しておくことも忘れずに。
もちろん裏からの場合は上の図の逆版図となるので、脳内変換が必要。
3本半田付けするだけなので意外と早く済んだ。
導通チェック後実車で確認するが、iPodが強制的に再生状態となってしまうため、両方の音が混ざってしまう。考えてみれば当たり前である。
4.ケーブルのオス側基盤の配線カット
いくつかのトライアンドエラーの末、ケーブルのオス側(iPod端子)の1+2(AV系GND)、3番ピン(R-out)、4番ピン(L-out)をカットする結論に。私は日和ったので何かあったら戻せるように半田ごてで基盤から綺麗にはずし、スミチューブで絶縁した。
ピンボケですね。
これで、純正デッキはiPodに入力切替可能になり、接続したiPodは再生状態になるが音声は出ない。ピンジャックからの音声だけがきれいに再生されるようになった。USB電源が不要ならここで完成。
5.レシーバー電源用のUSBケーブル配線
現在使用しているBTレシーバーはSONYのMW600。FM受信も可能で、電池の持ちもよく、音質もBTとしてはかなり良い。ワイヤレスのメリットは若干の音質ダウンを上回って余りある。が、充電中は動作しないため、車では充電しながら動作するものがよいと思い探したのがAvantalkのBTTC-200。本体も小さく、充電しながら動作するのが魅力。ACC電源からUSBを取ればよいのだが、グローブボックスから配線を取る作業は1度でたくさんという感じ。半田ごてを使う時点で手間はほとんど同じなので、USBケーブルもDockメス端子に配線する。コネクタはMicro Bに。
前述のピンアサインから、GND(黒)は15+16ピン、5V(+)は23ピンに配線。車内の使用では配線してメリットはなさそうだが、車載以外の何かの用途に使うこともあるかと一応Data(+)の緑を27ピン、Data(-)の白を25ピンに配線。先ほどのメス側基盤裏から。
ここでスミチューブを先に入れるのを忘れてしまい、仕方なくテープで処置することに。ちょっとダサい。
6.メス側端子ケース部の加工
もとのケーブルの左右にリューターで穴あけ加工。ホビー用リューターは色んなものに使えて便利。瞬間接着剤で再接着。すぐ大きなクリップで留めれば確実に接着できる。
7.完成
トライアンドエラーも含めて、ここまでの所要時間5時間。決して手が早いほうではないので、慣れた人なら1~2時間で出来てしまいそうだ。
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